Column-コラム-

パンチャタントラ物語を使ったオンライン瞑想


パンチャタントラ物語は、作者も年代も不明ですが、世界で最も古いインドの物語です。インドのある王国の王様に、3人のバカ息子がいました。王様は、息子たちの行く末を案じ、賢者に息子たちを預けました。半年後、見違えるように思慮深く、聡明な若者になって戻ってきた息子たちを見て王様はびっくりしました。賢者に、いったいどんな教育を施したのかと尋ねたところ、「私は、王子たちに、ただ、一日に一話を語って聞かせただけです」と答えました。この時、語って聞かせた話が、このパンチャタントラ物語です。

私たち一人一人の人生は、誰一人として平坦な人生などないです。一人一人が、それぞれ、大変な思いをして一生を生きています。人生において果たさなければならない事がたくさんあります。言い換えれば、義務、ヨーガではカルマと言いますが、そうした時に、このパンチャタントラ物語の智慧を活用していただければと思います。

<詳細>毎月第3土曜日、7:30-8:00、無料、Zoomを使用